Greeting 社長挨拶

産業界を支える技術者集団として邁進

弊社は1991年、鳥羽システム株式会社の計装工事部門を独立、分社化することで操業を開始しました。2002年には自動制御盤の製造部門を立ち上げ、設計から製造、設置、保守までの一貫生産体制を構築。現在は制御盤の専門メーカーとして事業展開しています。

制御盤は融雪装置や産業機械、工場や商業施設の空調設備などに設置され、あらゆる動作をコントロールする、いわば機械の心臓部を担っています。弊社ではこうした制御盤製造において、お客様の細かな要望に応じるオーダーメイドを強みに、高い技術力と経験値、そして鳥羽グループの一員という総合力を生かし、高品質かつスピーディな納品を実現しています。

　近年は技術革新や市場変動のスピードが加速し、お客様のニーズも多様化しています。弊社ではこうした時代変化をふまえ、単に製品を作るだけでなく、省力化や省エネルギーなど高い付加価値を提案するべく、新技術の研鑽や市場ニーズの集積に取り組んでいます。また、社内では従業員主体の職場改革を推進し、ワークライフバランスの調和にも取り組んでいます。

　今、産業界ではDXが進展し、生産現場の無人化、省力化が進んでいますが、弊社が手掛ける制御盤の設計・製造は自動化が難しく、手仕事に頼る部分が多い業務であります。弊社では今後も手仕事の確かさ、美しさにこだわり、産業界を支える技術者集団として邁進していきたいと考えております。これからもご支援、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

代表取締役社長　寺林 淳一